編集余録「開拓140年」
明治16年、帯広に開拓のくわを下ろした晩成社の依田勉三が詠んだといわれる「開墾のはじめは豚と一つ鍋」。開拓の苦難を表した句として知られ、帯広発祥の地の碑に刻まれている
▼乃南アサさんの小説「チーム・オベリベリ」は晩成社幹部・渡辺勝の妻カネを主人公に、帯広の開拓の挑戦を題材にした。カネは「私たちの代が、耐えて、耐えて、この土地の捨て石になるつもりでやっていかなければ、この土地は、そう...
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