熱中症相次ぐ 3日搬送12件、農作業の高齢者やスポーツ中に
十勝管内は南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で、各地で3日に続き4日も真夏の暑さが続いている。連日の暑さに、熱中症による救急搬送も相次いでいる。
帯広測候所によると、3日の最高気温は浦幌34・2度、帯広33・7度など、管内19観測地点すべてで30度を上回り、豊頃町大津を除く18地点で今季最高を記録した。
とかち広域消防局によると、3日は熱中症で12件の救急搬送があった。農作業などをしていた高齢者が半数近くを占める一方、10~20代で、野球やテニスをしていて運ばれるケースも複数あった。
4日も午前11時までの最高気温が帯広32・2度、池田31・8度、音更町駒場31・6度など、11地点で真夏日となった。
同測候所によると、暑さのピークは4日まで。5日も暖かい空気は残るものの、雲が広がり日差しが遮られるため、帯広の最高気温は26度の予想。(山田夏航、丹羽恭太)
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