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町内4カ所目の子ども食堂オープン 音更の柳町学童保育所会場に

昼食を食べる柳町小の児童と応援参加の音更高校の生徒ら

 【音更】音更町内4カ所目の子ども食堂「おっちゃんこ」(和田賢代表)が15日、町内の柳町学童保育所(木野大通東16)を会場に初オープンした。

 2月に開く予定だったが、コロナ禍の影響で3カ月遅れとなった。町内在住の和田代表(55)は飲食店を経営する会社役員で、「地域の交流の場として広まれば」と話している。

 同食堂は、毎月第3日曜午前11時~午後1時に同学童保育所で実施。町内の柳町小学校と緑陽台小学校の児童と保護者らを対象とする。1人500円で昼食と交流を楽しめる。

 初回は柳町小の児童3人がマスクを着用して訪れ、音更高校の生徒2人が応援参加した。保育士を目指している同校ボランティア部3年の小野舜華さん(18)は「何か手伝いたいと思って参加した」と話していた。

 子どもたちは学童保育所内でボール遊びや折り紙などを1時間ほど楽しんだ後、音更高生がよそったカレーライスを昼食に食べた。デザートにフルーツとプリンも提供された。兄弟で訪れた柳町小6年の原口聖琉君(11)、同1年の峻蓮君(6)は「面白かった。また来たい」と喜んでいた。

 同食堂は今後、コロナ禍の状況を見ながら定期開催する予定。和田代表は「親子での参加も歓迎する。将来的には老人クラブの方々にも呼び掛け、世代間交流の場にしていきたい」と話している。利用申し込みは、同学童保育所(0155・31・1451)へ。(内形勝也)

関連写真

  • 音更高生にカレーライスをよそってもらう柳町小の児童ら

    音更高生にカレーライスをよそってもらう柳町小の児童ら

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