オカモトが北海道オール・オリンピアンズと連携協定 「オンラインマラソン」実施
スポーツクラブなどを運営するオカモト(帯広市、岡本謙一社長)は20日、北海道オール・オリンピアンズ(本部札幌)と連携協定を締結した。スポーツ振興や健康増進の観点で、共同でイベントなどを行っていく考え。
北海道オール-は道内出身のオリンピアンら約450人が所属。スポーツ振興につながる教室やイベントなどを展開し、橋本聖子参院議員が代表で2012年に設立した。企業や自治体などと積極的に連携協定を結んで共同で事業も展開し、オカモトは31番目。管内は大樹町とも締結している。
オカモトは、ジョイフットやフィットネスジム「fit365」の運営、公共施設の指定管理などを道内外で実施。スポーツや健康関連の運営施設は道内だけで76カ所に上るという。
協定式は帯広市内のオカモト本社で行われ、北海道オール-の鈴木靖ゼネラルマネジャー(GM)と、オカモトの黒川明彦常務執行役員が調印した。鈴木GMは「道央中心の活動が多く、今後は十勝でも共同事業を展開したい」、黒川常務は「トップ選手らを招いたイベントなどで地域に貢献したい」などと話した。(佐藤いづみ)
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協定を記念し、両者は共催で、参加者に抽選で宿泊券などが当たるオンラインマラソンキャンペーンを6月末まで実施している。
名称は「オンラインJOYランマラソン」。アプリから目標コースを選択し、達成すると、抽選でペア宿泊券が5組10人を筆頭に、味の素詰め合わせセット150人などが当たる。3キロから100キロまでレベルに合わせ5コースある。4月8日からスタート。オカモトによると、現在約1000人が参加、鈴木GMはアンバサダーを務めており、ハーフマラソンコースに挑戦中という。