米沢市長が4期目初登庁「市民の幸せに向け全力」
任期満了に伴う帯広市長選で4選を果たした米沢則寿市長(66)が、4期目初日となる21日に初登庁し、「すべての市民の幸せに向け全力で取り組んでいきたい」と訓示した。
米沢市長は午前8時20分、公用車で市役所正面玄関に到着。集まった150人近い市職員や市議会議員に拍手で出迎えられ、女性職員から笑顔で花束を受け取った。
午前9時50分ごろには市役所10階会議室で幹部職員ら約50人を前に4期目就任のあいさつを行い「50年、100年先を見据えたビジョンと覚悟を持ち、未来に向けて新しいことにチャレンジする気概と行動が重要だ」と呼び掛けた。
市長はまた、行動とリスクに関する米国の故ケネディ大統領の言葉を引用し、「問題を先送りせず困難に挑戦してきたこの地域の歴史にならい、職員とチャレンジを続けながら、十勝・帯広の新しい未来を作っていきたい」と述べた。(松崎篤嗣)