北の屋台に「創作旬彩 凪海」 広尾出身宇佐美さん 夢のオープン
帯広市内の中心部の「北の屋台」(帯広市西1南10)に24日、広尾町出身の宇佐美秀明さん(54)が経営する「創作旬彩 凪海(なみ)」が新規オープンする。
宇佐美さんは、20代の頃から道内外で印刷物のデザインの仕事に携わってきた。定年後に飲食店を営むことが夢で、2020年に帯広調理師専門学校に通い、調理師免許を取得。その後、市内のホテルで洋食調理を担当。昨年12月に北の屋台の出店者募集を知り、開業を決意した。昨年9月に閉店した空きスペースに入居した。
軟らかい肉質の豚タンを使った料理が自慢で、「やわらか~豚タンシチュー」(800円)、「豚タン焼きネギ塩だれかけ」(600円)を提供。広尾町の両親が漁で取る昆布だしを使った「小腹がすいたときの昆布だしそうめん」(500円)などもある。
宇佐美さんは「楽しんでもらえる空間をつくりたい」と意気込んでいる。月曜定休。午後5時~翌午前0時。
北の屋台は20店が並ぶ屋台村で、今期で7期目(20年4月~23年3月)。道のまん延防止等重点措置の期間中は全店休業しており、22日に再開する。(大海雪乃)