陸別「寒さ日本一」2年連続 しばれ研集計
【陸別】陸別町しばれ技術開発研究所(しばれ研、佐藤秀昭所長)が監修する「寒さ日本一ランキング」で、同町が昨年の返り咲き日本一に続き今季も堂々の日本一に輝いた。
同ランキングは2007年にスタート。毎年1、2月の最も冷え込む時期で朝の寒さにこだわり、毎朝午前9時までのデータを集計し独自にポイント化。「勝手に総合ポイントランキング」としてトップ10をホームページで発表している。
今年も2月28日に計59日間の集計が終了。陸別町が270ポイントを獲得し、2位の上川管内占冠村(167ポイント)を抑えてトップに輝いた。
陸別は期間中、全国の最低気温トップ10入りが33回。うち1位は8回で、気温が最も低かったのは氷点下29・2度(1月31日)。今季最低気温を記録したのは宗谷管内中頓別町の同29・3度(同)で、陸別はわずか0・1度及ばなかった。
しばれ研会員の空井猛寿さん(町職員)は「2年連続日本一という結果に今年もホッとしている」と話した。(津田久美通信員)