北京五輪開幕まで2週間 村上選手と押切選手の地元に応援看板や懸垂幕
北京五輪の開幕(2月4日)まで2週間。スピードスケート日本代表として十勝から出場する村上右磨選手、押切美沙紀選手の地元では応援看板や懸垂幕が登場し、ムードを盛り上げている。(津田恭平、吉良敦)
本社倉庫に設置 「応援で表彰台に」 高堂建設
高堂建設(帯広市、高堂匠美社長)は、同社社員でスピードスケート男子500メートル代表の村上選手を応援する看板を、本社に隣接する倉庫に設置した。
縦1・8メートル、横4・5メートルの大きさの看板が2枚で、14日に取り付けた。村上選手の五輪出場を祝う文字と、村上選手がリンクを滑る写真など配している。高堂社長は「帯広・十勝の皆さんにも村上選手を応援してもらい、表彰台に押し上げたい」と話している。
「大きな舞台へ!」 来庁者にアピール 中札内村役場
押切選手=富士急-駒大苫小牧高、中札内中出=の出身地・中札内村の役場庁舎西側の壁面には、激励の懸垂幕が設置され、来庁者に村出身者の快挙をアピールしている。
懸垂幕は縦4・15メートル、横0・78メートルで、種目名「女子5000m・団体追い抜き」とともに「大きな舞台へ輝け! 押切美沙紀選手」と書かれている。17日に村が設置した。隣には、押切選手が昨年末に長野県での代表選手選考競技会に出場した際、村と村スケート協会が設置した懸垂幕「小さな村から世界へ!!」も掲げられている。
村民らでつくる「押切美沙紀選手を応援する会」(石澤健二会長)の事務局(村教委)は「押切選手の活躍をたたえるとともに、村全体に応援するムードが高まれば」としている。