カメラ席「冬の漬物シーズン到来 専門店では仕込み本格化」
【幕別】朝晩冷え込み、冬の漬物作りに適したシーズンが訪れた。幕別町の「十勝漬物 吉川屋」(明野540、吉川トシ子代表)でも、はさみ漬けやニシン漬けなど冬向けの商品の仕込み作業が始まっている。
はさみ漬けは、十勝産のダイコンにサケ、ニンジン、ショウガを挟み、こうじを使って10日ほど漬け込む。今月中旬ごろから作業を行い、店頭での販売を開始した。
年末年始に向けて買い求める客も多いという。吉川代表(77)は「季節の漬物で正月気分を楽しみたいと言って心待ちにしてくれる人もいる。おいしいものを食べてもらいたい」と話す。
10種類ほどの漬物をそろえる。12月24日ごろからは「いずし」も販売する。営業時間は午前9時~午後3時(土曜は正午まで)。日曜休み。問い合わせは同店(0155・54・5227)へ。(小山田竜士)
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「カメラ席」では本社カメラマンが十勝の四季折々の風景を切り取ります。