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池田 十勝ワインの仕込み開始

ブドウの選別が進むワインの仕込み作業(15日午前9時半ごろ)

 【池田】2021年産ブドウを使った十勝ワインの仕込み作業が15日、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(佐野寛所長)で始まった。作業は10月いっぱい続き、仕込み総量は約400~450トンをみている。

 初日に到着したのは、町千代田の直営のほ場で14日に収穫した赤ワイン用ブドウ「清見」約2トンと、後志管内仁木町で収穫されたばかりの白ワイン用ブドウ「モリオマスカット」約4トン。ワイン城東側のB倉庫にそれぞれ運び込まれた。

 同日は午前8時半に同研究所の製造スタッフらが集合。安井美裕町長が「今年も良質なワインができることを期待している。事故なく作業を」と清めの塩をまいて安全を祈願、佐野所長の発声でスパークリングワインで乾杯し、作業をスタートした。

 大量のブドウが次々とコンベヤーに移され、除梗(こう)機で小さな枝を取り除いた後、汚粒などを手作業で選果し、発酵タンクに送り込んだ。

 10月からは交配品種の「山幸」「清舞」などが加わり、清見などの赤ワインは熟成期間を経て2~3年後に店頭に並ぶ予定だ。(小縣大輝)

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  • 池田 十勝ワインの仕込み開始

関連写真

  • 製造スタッフらを激励する安井町長(右)

    製造スタッフらを激励する安井町長(右)

  • 収穫したばかりの赤ワイン用ブドウ「清見」

    収穫したばかりの赤ワイン用ブドウ「清見」

  • 収穫したばかりの赤ワイン用ブドウ「清見」

    収穫したばかりの赤ワイン用ブドウ「清見」

  • スパークリングワインで乾杯する製造スタッフら。右が安井町長、左が佐野所長

    スパークリングワインで乾杯する製造スタッフら。右が安井町長、左が佐野所長

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