十勝大橋付近の河川敷でアウトドアイベント イノベーション十勝
アウトドアの体験イベント「イノベーションとかち」が9月4日、十勝大橋付近の帯広側河川敷で開かれる。イノベーションとかち実行委員会(実行委員長=鈴木信宏帯広青年会議所理事長)の主催。川下り、サウナ、バーベキューや、テント宿泊も楽しめる盛りだくさんの内容となっている。
十勝川河川敷では、2019年にも帯広青年会議所などが実行委を組織し、川遊びイベントを実施している。国土交通省は同年、帯広側の十勝大橋周辺を「都市・地域再生等利用区域」に指定、川辺での商業活動を認めている。
体験イベントは地域住民に、憩いの空間として河川敷に親しんでもらおうと企画。会場ではアウトドア体験ブースを設けるほかキッチンカーや飲食店が出店、ジビエなどを味わえるバーベキュー会場も用意する。
バーベキューは1人2000円、ラフティング体験(7回予定)は1人4000円。テントやコンテナ内で楽しめるサウナは1回40分で1人500円、9回実施する。
宿泊テントは4~6人用で、12組まで申し込める。1カ所1万5000円で、手ぶらでキャンプを楽しめる。キャンピングカーの展示、自慢のキャンプ用品を持ち寄るコンテストも企画している。
帯広青年会議所の世良雄大さんは「各種体験会の予約が埋まれば900人規模のイベントになる。コロナ禍でも屋外で楽しめるイベントができることや、アウトドアの楽しさなどを伝える場にしたい」と話している。
バーベキュー、宿泊、ラフティング、サウナはいずれも8月末までの予約が必要。予約は専用サイトから。問い合わせは帯広青年会議所事務局(0155・24・6255)へ。(本田龍之介)