清川保育所40周年 給食レシピ本まとめて保護者に配布
統合40周年を今年度迎えた清川保育所(黒田輝夫所長、園児24人)は記念事業として給食レシピ集をまとめた。保護者に配り、献立の参考にしてもらう。
同園は1954年、旧清川小校舎で開設し、81年に太平保育所と統合。今年度で40周年の節目を迎えた。2019年までは帯広市内の小学校の給食と同じメニューが出ていたが、20年の認可保育所に切り替わった際に園内の給食室で作る自校給食になった。
給食調理員の国島雪絵さんが手がけた献立は園児に好評で、保護者の児玉景子さんと高下奈津紀さんは「子どもがおいしかったレシピを指さしで教えてくれる」「サバの竜田揚げがおいしかったと言って、国島さんからもらったレシピで家で作ったこともある」と話す。
レシピ集は「揚げサバのトマト煮」など30の献立をまとめ、調味料を最低限に素材の味を生かした調理法にこだわった。国島さんは「調理工程をできるだけ少なくしている。家庭でも活用してもらえれば」と話している。(松田亜弓)