集団接種に向けリハーサル 帯広市
会場となるイトーヨーカドー帯広店で一連の流れを確認した集団接種のリハーサル（１９日午前１１時すぎ）
帯広市は１９日、６５歳以上の新型コロナウイルスワクチン・集団接種の開始に向けて、接種会場となるイトーヨーカドー帯広店でリハーサルを行った。受け付けから接種後の経過観察までの流れを確認した。
集団接種は２１日から同店２階で始まる。開設は７月３１日までの４０日間（７月１１日を除く午前１０時～午後４時）。希望者に集団接種を受けてもらい、接種の早期完了に努める。
リハーサルは午前１１時から行われ、市職員や委託先の企業から４５人が参加。市民役と運営役に分かれ、受け付け、予診確認、予診、接種、接種済証発行、１５分の経過観察まで一連の流れを確認した。
米沢則寿市長も市民役として参加。実施後、「デモンストレーションを行えたので、安心して接種を受けていただける」と話した。市健康推進課は「会場の広さや人員配置について確認できた」とした。
市は１４日に集団接種の予約受け付けを開始した。１８日正午時点で４３４８人が予約している。初日の２１日は４００人が接種する予定で、医師２人、看護師９人、事務スタッフ２２人などの体制で対応する。
集団接種の予約は、コールセンター（０５７０・０１５・５８６）が平日午前８時４５分～午後５時半に受け付ける。インターネット予約は２４時間可能。（中島佑斗）
