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太く、おいしく育って ナガイモの植え付けピーク

ナガイモの種を植える小泉さん(18日午後1時41分、帯広市基松町で)

 JA帯広かわにしなど管内の10JAで生産する「十勝川西長いも」の植え付けが、帯広市内でピークを迎えている。新品種「とかち太郎」に切り替わって2年目、生産者は豊作を願い、作業に汗を流している。

 帯広市川西長いも生産組合の組合長を務める小泉裕亮さん(46)=帯広市基松町=の畑では、13日から作業を開始。今年産は種子用も含めて約2・8ヘクタールを作付けする。例年と同じペースで、植え付け作業は今月下旬に終える予定だ。

 とかち太郎は10JA合わせて、前年(約550ヘクタール)とほぼ同様の作付けを見込む。小泉さんは「昨年は干ばつや雨に見舞われたが、豊作だった。今年も安全で品質の高いナガイモに育ってほしい」と話していた。

 11月に収穫し、国内のほか、米国や台湾などにも輸出される。2020年産の全体出荷量は約2万4000トンだった。(松岡秀宜)

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  • 播種(はしゅ)用機械に乗り、手作業で種イモを植え込む小泉さん(18日午後2時22分、帯広市基松町で)

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  • ナガイモの種を植える小泉さん(18日午後1時54分、帯広市基松町で)

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  • ゆっくり進む作業機に座り、手作業で種イモを植える小泉さん(18日午後1時55分、帯広市基松町)

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  • 種イモを植え付けながら、畑をゆっくりと進む作業機(18日、帯広市基松町)

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