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町産ブランドイチゴ使いジェラート JAあしょろ

ストロベリージェラートの商品をPRする(左から)佐々木さん、新津組合長、小松さん

 【足寄】JAあしょろ(新津賀庸組合長)は12日、同JA出資型法人が生産する規格外のイチゴを使ったジェラートの発表会を開いた。

 商品名は「JAあしょろ ストロベリージェラート」とし、6種の味を用意。15日からAコープあしょろや、とかち物産センター(帯広)などで扱う。

 帯広物産協会を中心に十勝や道内の事業者、生産者らが参画し、十勝産品の加工品の企画・開発を推進する「北海道フードネットワークプロジェクト」の第2弾。第1弾は4月に販売開始したニンジンジュース。

 同JA出資型法人のイチゴハウスでは、温泉熱を利用した通年栽培を手掛けている。担当する同JA農産部の佐々木俊次さん、小松遥香さんは「イチゴの加工品を道内外で販売することで足寄のイチゴの存在を知ってもらいたい」とする。

 帯広市内のスイーツ店「Fruits Studio(フルーツスタジオ)」が商品化に協力。赤イチゴを使ったミルク、ソルベ、ミルフィーユ、チーズケーキ、チョコチップの5種(各432円)と白イチゴのミルク(648円)がある。フルーティーな味わいで果肉の食感も楽しめる。

 新津組合長は「中身で勝負できる商品に仕上がったと思う。『足寄の味』を食べて元気になってもらいたい」と話した。(折原徹也)

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