自転車と泊まれる客室も ヌプカ別館が15日オープン
十勝シティデザイン(帯広市、坂口琴美社長)が、帯広第一生命館(西1南10)内で整備を進めたホテル「NUPKA Hanare(ヌプカ はなれ)」が完成した。15日にオープンし、記念セレモニーを行う。
シティデザインが2016年から運営するホテルヌプカ(西2南10)の別館。同社と帯広第一生命館を所有する第一生命保険(東京)、帯広市は昨年11月、ワーケーション等で関係人口の拡大を図る連携協定を締結、老朽化した同館を改修し拠点として整備した。
帯広第一生命館は6階建てで、第一生命保険帯広支社が入居。ホテルは2、3階部分に整備した。全24室で、ダブル、ツイン(一部はトリプルでも利用可)で提供。市内では珍しい自転車格納設備付きの部屋も用意、サイクリング愛好家の需要にも応じる。
チェックインなどは本館で行い、フロントは無人化。2月中旬から予約を開始している。坂口社長は「今月27日まで『お試しプラン』として格安で提供し、予約も入っている」と話す。
1階は「Hanare LOUNGE(はなれラウンジ)」。一般も無料で使える。ワイファイを備えた個室型ワークブースを3室設けた。十勝の情報が得られるQRライブラリーなども配置する。
予約など詳細は公式ホームページで。(佐藤いづみ)