木野地区の国道カラー舗装化が完了 交通事故対策
【音更】帯広開発建設部が進めていた、音更町木野大通1丁目交差点付近のカラー舗装化工事が完了した。交通事故防止の効果が期待される。
国道241号の木野大通1~6丁目交差点の約900メートル区間では、車道拡幅や右折・左折レーンの増設など交通事故対策と、電線を地中に移す無電柱化事業を行っており、カラー舗装化もその一環。
十勝大橋の北側約50メートル地点から音更側の160メートル区間でカラー舗装を整備。劣化部分を削って新たな塗装を施し、帯広方面から十勝大橋を渡ってすぐの車道3車線のうち、右側の右折レーンは青色、中央の直進レーンと左側の直進・左折(直左)レーンは赤色となっている。
音更側から交差点にかかる2車線は右折レーンが無く、両車線とも赤色に舗装した。勾配があるため、滑り止めも施している。舗装部分は両方向とも60メートルとなっている。
2月中旬に着工し、29日までに完了した。費用は約4000万円。
帯広開発建設部は「車線が明確化され、交通事故の防止につながることが期待される」としている。(津田恭平)