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発熱外来プレハブで コロナ対策で帯広の医療機関

院内と分けるため患者用トイレなども設けたもりクリニックの診察室

 新型コロナウイルスの院内感染を防ぐため、発熱症状がある患者を院内外で分けて診察する医療機関が増えている。待合や動線が他の患者と交わらないように院外に仮施設を設けて診察する例もあり、感染を恐れて受診控えの動きがある中で、安心して通院できる環境を整えている。

 帯広市内のハートサウンズもりクリニック(西18南3、森光弘院長)では昨年10月、敷地内に「発熱外来診察室」を設けた。内部には診察のスペース以外に上下水道をつないで患者専用のトイレや手洗いなども整備。ドライブスルー方式でPCR検査も行える造りにしている。

 森院長は、コロナ禍が長期化する専門家の見解などを踏まえ、「動線を別にするのは早ければ早いほどいい」と判断。疑いのある患者を屋外に分けて診察する方法を取った。他の患者からは「安心して受診できる」との感想が寄せられ、職員の感染リスク回避にもつながるとする。

 運営法人が同じ大樹町の森クリニックでも、出入り口や診察時間を分けた発熱外来を行っている。コロナの重症化リスクが高い透析患者も受診することから対策を徹底させた。

 帯広第一病院(帯広市西4南15、山並秀章院長)は昨年12月から、建物北側の駐車場内に建てたプレハブで発熱患者の診察を始めた。事前に電話相談を受けた発熱患者や、病院入り口の聞き取りで、せきなどの呼吸器症状がある患者ら疑いのある人を案内する。総合診療科の医師が出向いて診察する。

 これまでも院内で待合や診察室を分けていたが、院外に設けることでより感染対策を強化した。山並院長は「受診控えする間に病状が悪化してしまう可能性もある。院内の感染リスクを下げて、安心して受診してもらう取り組み」と説明している。(安田義教)

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  • 帯広第一病院の発熱外来診察室の内部

    帯広第一病院の発熱外来診察室の内部

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