芽室町役場 新庁舎完成祝う
【芽室】来年1月から供用が始まる町役場新庁舎で27日午前、落成式が開かれた。関係者約30人が集まり、新たな行政拠点の完成を祝った。
新庁舎は現庁舎の南側、第2庁舎跡地に建設。昨年6月に着工した。地上3階地下1階建ての鉄骨造りで、延べ床面積は約4500平方メートル。全体の事業費は約23億3000万円。これまで分散していた保健福祉課や子育て支援課、教育委員会が集約され、コンパクトで効率的な「新しいまちのシンボル」となる。
午前10時に手島旭町長や早苗豊町議会議長らが新庁舎前でテープカットを行い、管内首長や施工業者などが内部を見学した。
式典で手島町長は「新しく生まれ変わった建物に恥じぬよう、職員一丸となってまちづくりに取り組む」と述べた。来賓の石川香織衆院議員と大谷亨道議(十勝区)があいさつした。
現庁舎の業務は30日まで。1月6日から新庁舎に移転する。(細谷敦生)