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四半世紀前のサンタのちぎり絵大切に 新得の貴戸さん

サンタのちぎり絵を手に当時を懐かしむ貴戸さん

 【新得】町内の貴戸延之さん(74)は、26年前に屈足保育園児からプレゼントされた「サンタちぎり絵」を今年も自宅に飾り、クリスマス気分を味わっている。貴戸さんは「わが家の宝物。これからも毎年飾って楽しみたい」と話す。

 1993年から4年半にわたり役場屈足支所長を務めた貴戸さんは、翌年から同保育園の恒例行事クリスマス会のサンタクロース役を依頼された。その年の12月22日に行われた催しでは、白ひげに赤い衣装姿のサンタが手を振りながら「メリークリスマス!」と登場すると、園児らから大きな歓声が上がったという。サンタとして45人の全園児一人一人にプレゼントを手渡した貴戸さん。「初めてのサンタ役にちょっぴり緊張した」と笑う。

 あやめ組(年長組10人)に在籍していた高橋愛未さん(31)=愛知県豊田市=は「サンタさんにわくわくした。(自分にとって)理想のサンタさんだった」と当時を振り返る。サンタへのお礼の気持ちを込めた作品作りに挑戦した同組の園児は、担任保育士だった堀川美津江さん(67)=町内在住=の指導で、約60センチ四方の段ボールの台紙に赤や青、黄などカラフルな折り紙を丁寧にちぎって貼り付け、微笑を浮かべた立派なちぎり絵を完成させた。

 裏面には「ありがとう!サンタさんへ。あやめ組より」と園児からのメッセージが添えられている。

 堀川さんは「サンタさんが来るのを心待ちにしながら作っていた」と当時を懐かしんでいる。(佐々木健通信員)

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