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師走スケッチ「はちす園で七面鳥の燻製作りピーク」

薫煙室から取り出される黄金色の七面鳥(塩原真撮影)

 クリスマスを前に、帯広市内の障害者支援施設「帯広はちす園」(大正町東1線)で七面鳥の薫製作りがピークを迎えている。

 同園では利用者と職員が七面鳥を卵をかえすところから育て、毎年、クリスマス時期に薫製にして販売している。

 特製のたれに漬け込んだ後にボイルし、桜の木くずを燃やした煙で4時間ほどいぶす。香辛料を使ったたれはスパイシーで、全国各地にファンがいる。

 15日には職員2人がスモークの状態を確認し、きつね色に焼けた七面鳥を手作業で丁寧に仕上げた。生活支援員で畜産科リーダーの紅露(こうろ)道晃さん(34)は「利用者さんと一緒に手をかけて育てている。今年も満足していただける出来上がり」と話す。

 今年は300羽の販売だが、大半は売約済み。1キロ当たり4000円で、わずかながら予約を受け付けている。問い合わせは同園(0155・64・5044)へ。(松田亜弓)

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