自宅にアマビエイルミネーション 陸別
【陸別】町内大通りの小木俊一さん(69)宅の庭に、「アマビエ」をかたどったイルミネーションが点灯した。コロナ禍が収束するよう願うとともに、道行く人たちを楽しませている。
小木さんは2012年から毎年、町のイベント「しばれフェスティバル」をモチーフにしたイルミネーションをともし、まつりをPRしてきた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でしばれフェスが中止と決まった9月末ごろから構想を練り、疫病などの流行を防いだとされる妖怪アマビエに「疫病退散」の文字を入れた。
今年は色とりどりのLED電球約1万個を使用し、発光するタイミングなどはコンピューター制御で管理している。小木さんは「アマビエは今年だけにしたい。早くコロナが退散して、次回はまたしばれフェスバージョンに戻せたらいいな」と話していた。イルミネーションは午後5時から同9時半まで点灯している。(津田久美通信員)