広尾 サンタメール発送開始
【広尾】ノルウェー・オスロ市から国内で唯一、サンタランドの認定を受けている広尾町から届くクリスマスカード「ひろおサンタメール」の発送が、17日に始まった。
サンタメール事業は町北方圏交流振興会(会長・村瀬優広尾町長)が1985年から行い、これまでに約214万通を届けている。児童養護施設にプレゼントとサンタメールを送る「子供の夢を応援するプロジェクト」にも取り組んでいる。イラストは全国から公募し、今年は356点から札幌市の渡辺和代さん(60)の作品が選ばれた。
この日はサンタランドのキャラクター「さーたちゃん」とサンタクロース姿の町職員が広尾郵便局(鈴木修局長)を訪れ、道外分の1万1755通の発送を依頼した。今後、道内・町内分を送り、21~25日のクリスマス時期に届く。今年の発送数は昨年の1万5311通を上回る見込み。同振興会事務局の町水産商工観光課は「コロナ禍だが、愛らしいサンタや天使などが描かれたサンタメールで癒やされてほしい」と話している。(松村智裕)
【10秒動画】広尾 サンタメール発送開始