学生ら久々シュプール ぬかびら源泉郷スキー場が合宿者向けオープン
【上士幌】ぬかびら源泉郷スキー場は5日、大学生や高校生の合宿向けに一部がオープンした。初日は約130人が雪の感触を楽しみ、シュプールを描いた。一般向けのオープンは27日を予定している。
今年は気温が高めに推移した影響で、昨年より4日遅いオープンとなった。11月21日ごろから、6台のスノーマシーンを稼働させ、コース作りを進めた。初日はワイドコースが滑走可能となった。
この日は秋田や新潟などから大学生や高校生、少年団などの選手が来場し、練習に励んだ。
新型コロナウイルス感染予防のため、4人乗りリフトは原則2人で両端に乗るなど対策を講じている。同スキー場の市田雅之社長は「今年は冷え込むのが遅くコース作りに苦労しているが、一般開放後は評価が高い雪質で滑りを楽しんでほしい」と話している。(平田幸嗣)