碧雲蔵ショップ 18日にオープン ラベルの書を手掛けた八重柏冬雷氏の作品も展示
帯広畜産大学構内の酒蔵「碧雲蔵」の商品を購入できるショップと蔵内の製造風景を見られる見学室が18日午前、同蔵内でオープンした。同蔵の銘柄のほか、地元の書道家八重柏冬雷さんが手掛けたラベルの書を展示している。
碧雲蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)の酒蔵で、4月に完成。敷地内には醸造タンクが並ぶ製造棟や大学の講義を行うセミナー棟などがある。見学室はショップに寄った人が気軽に見られるよう無料開放する。
ショップでは同蔵の商品7種類や、ぐいのみなどのオリジナル商品を販売している。八重柏さんが制作したラベルの書は額縁付きで展示している。
この日は午前10時のオープンから昼ごろまでに数十人が訪れ、日本酒を購入。総杜氏(とうじ)を務める川端慎治副社長は「ラベルの色に合わせ、黒と白を基調としたショップの色合いにした。ショップとしてだけでなく書の展示スペースとしてもお立ち寄りいただければ」と話している。
営業時間はショップ、見学室ともに午前10時~午後3時。不定休。(本田龍之介)