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本格醸造の純米酒、管内限定で発売 畜大酒蔵

日本酒ファンの反応も上場の「初しぼり 純米 十勝」(WOW酒店)

 帯広畜産大学内の酒蔵「碧雲蔵」で本格醸造された初の日本酒「初しぼり 純米 十勝」が13日、管内限定で発売された。まとめ買いをする人もおり、反応は上々だった。

 大学内の酒蔵開設は全国初。上川大雪酒造(上川管内上川町)と地元企業などが出資して会社を設立、今春建設した。試験醸造を経て、9月から新米での本格醸造を進めてきた。

 上川管内の酒米「彗星」などを使用。ラベルは地元の書家・八重柏冬雷さんが担当し、ばん馬をイメージした。

 1本(720ミリリットル入り)・税込み1320円で、8000本販売する。

 ルーキーファーム(帯広市)が運営する帯広市内の「WOW酒店」(100円ショップWOW店内)では、入り口近くと冷蔵コーナーの2カ所で売り場を展開。昼までに仕入れた酒の3割ほどが売れた。

 工藤圭司統括店長は「開店直後からコンスタントに人が訪れて購入し、箱買いするファンもいた。人気は健在」と話していた。

 26日には本醸造(生)も管内限定で販売する予定。(佐藤いづみ)

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  • 初日から反応が高かった「初しぼり 純米 十勝」(WOW酒店)

    初日から反応が高かった「初しぼり 純米 十勝」(WOW酒店)

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