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まちなか活性期待 西3・9タワマン完成 分譲価格は2500万円から1億3000万円

ザ・タワー帯広の18階では、広くまちなかを眺望できる(小山田竜士撮影)

 帯広市西3・9周辺地区第一種市街地再開発事業として建設されていた19階建ての分譲高層マンション「The TOWER OBIHIRO(ザ・タワー帯広)」が市内西4南9に完成し、6日に関係者を集めた記念披露会が開かれた。

 ザ・タワー帯広は、アルファコート帯広西3・9地区開発(札幌)が周辺2ヘクタールを新経済センタービルや商業棟などに再整備する一環で、2018年10月に着工し、今年10月に完成した。鉄筋コンクリート造り地下1階地上19階建て延べ床面積1万4349平方メートル。2LDK~4LDKの147戸。分譲価格は2500万円台から1億3000万円台。

 披露会は、販売などを担う全国大手のフージャースコーポレーション(東京)と大京(同)が主催。市や金融機関などの関係者約70人が来場した。

 8階の家具が入った部屋と通常の約2倍の広さの18階のプレミアムタイプの2室を公開、18階ではバルコニーから見える眺望に感動していた。帯広商工会議所の鈴木義尚常務は「まちなか定住促進にふさしい施設。中心部活性に期待したい」と話していた。

 フージャース-によると、現在約120戸が成約、その約8割が十勝在住者。今月末から順次入居が始まるという。

 アルファコートの樋口千恵専務は「帯広一の高さ(約59メートル)のマンション。都市の空洞化が言われる中、人が住むことを通じ、活性化に寄与したい」とコメントした。(佐藤いづみ)

関連写真

  • まちなかを眺望できる空間との声が寄せられていたザ・タワー帯広(小山田竜士撮影)

    まちなかを眺望できる空間との声が寄せられていたザ・タワー帯広(小山田竜士撮影)

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