大空中の生徒がナガイモの収穫体験 JA帯広かわにし青年部が企画
JA帯広かわにし青年部(岩城祐亮部長、部員82人)は27日、帯広市富士町の畑で、帯広大空中学校の2年生60人を招き「十勝川西長いも」の収穫体験会を開いた。
同中の依頼を受け、青年部の食育事業として企画。青年部役員8人がナガイモの生育の流れを紙芝居で説明し、重機で掘った溝に生徒が入って収穫を体験した。
生徒たちは2グループに分かれて収穫作業を実施。「斜め上に抜くイメージで」などとアドバイスを受けながら、ナガイモを次々と掘り出した。
ナガイモの収穫は初めてという河合美優さん(13)、佐川陽菜さん(同)は「土が軟らかく、うまく収穫できた。ナガイモを食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
岩城部長は「短い時間だったが農業に興味を持ってもらえたのでは」と話していた。(中島佑斗)