音更 第一ホテルでプロに学ぶコーヒー教室
渡邉さん（左）の手ほどきを受けてコーヒーを入れる参加者
【音更】音更町の十勝川温泉第一ホテルで２８日、プロに学ぶコーヒー教室「おうちのコーヒーライフを極めよう！」が開かれた。１２人が参加し、座学や実技講習を通じてコーヒーの奥深さを学んだ。
十勝毎日新聞社の主催。コーヒー製造・販売大手のキーコーヒーが協力し、同社札幌営業所係長の渡邉廣幸さんが講師を務めた。
最初に座学を行い、コーヒーの保存に関する参加者の質問に、渡邉さんは「粉は１週間、豆だと２週間ほどは香りや味を損なうことなく飲めます」とアドバイス。渡邉さんがペーパードリップを実演し、参加者も手ほどきを受けながらコーヒーを入れ、飲み比べながら味の違いを確かめた。
渡邉さんは湯温や粒度、抽出時間で香りや濃さなどが変化することを説明し、「自分の好きな味を見つけて」と呼び掛けた。
参加した芽室町の田中このみさん（２８）は「コーヒーを楽しむことを趣味で始めて１年近くたつ。一通りの手順が間違っていないことが分かり、よかった」と話していた。（小縣大輝）
