鹿追 福原山荘紅葉色づき進む
【鹿追】日に日に寒さが増すにつれ、各地で木々の色づきが進んでいる。紅葉の名所「福原山荘」(鹿追町北瓜幕)では多くの観光客が、短い秋の風情を楽しんでいる。
福原山荘は食品スーパー福原の創業者・福原治平氏(故人)が造成した別荘地。8・5ヘクタールの敷地内に300本のヤマモミジが植えられ、一般公開時には多くの人が紅葉狩りに訪れる。
鹿追町内の気温が今季最低の3・9度まで下がった10日、山荘の木々は一段と鮮やかさを増した様子。朝からカメラやスマホを手に、紅葉が映える池をバックにしたり愛犬を絡めたりしながら、お気に入りのショットを狙う人でにぎわった。
前日も層雲峡(上川管内)や阿寒(釧路市)などの紅葉スポットを巡った清水町の山本英夫さん(74)、則子さん(71)夫妻は「コロナで孫の発表会も何も無い年だけど、紅葉は今年も変わらず美しい」と話し、散策を楽しんでいた。
一般公開は18日まで。午前9時~午後4時。(丹羽恭太)