霧に覆われる糠平湖 ぬかびら源泉郷で今季初の氷点下
十勝管内は9日朝、晴れて地表の熱が上空に放出される「放射冷却」の影響で、平年より気温が下がった。帯広測候所によると朝の最低気温は、上士幌町ぬかびら源泉郷で氷点下0・1度となり、管内で今季初の氷点下となった。ぬかびら源泉郷周辺の道端には霜が降り、糠平湖の湖上は霧で覆われた。
この他の最低気温は、上士幌、陸別、帯広泉が0・9度、音更町駒場、中札内村上札内は1・2度。帯広は3・9度だった。
管内全19地点で平年より0・6~4・1度低く、大樹を除く18地点で今季の最低気温を更新した。
10日の十勝地方は晴れて夕方から曇る予報。帯広の予想最高気温は16度、最低気温は6度。(深津慶太)