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話題の「1キロ・プリン」もお目見え 業務スーパー帯広店がオープン

オリジナルの冷凍加工品などが並んだ業務スーパーの店内(30日午前9時過ぎ)

 道東初となる食料品販売大手「業務スーパー」の帯広西5条店が30日午前9時、帯広市西5南18(旧ツルハドラッグ跡)にオープンした。自社工場で製造したプライベートブランド(PB)商品などを多数そろえ、開店直後から多くの来店客で賑わった。

 業務スーパーは神戸物産(兵庫)が、フランチャイズ(FC)形式を中心に全国で866店(8月末)を展開。帯広は道内16店目。茨城県内で業務スーパーを12店展開するカワサキ(茨城)がFC運営する。

 帯広西5条店は鉄骨造り607平方メートル。駐車場は29台。営業時間は午前9時~午後8時。国内の自社グループ工場で作る格安のPB商品が特徴。海外協力工場からの直輸入商品を含めて約2700アイテムをそろえ、精肉も販売している。

 この日は午前8時ごろから買い物客が詰め掛け、オープン時には50人ほどが列をつくった。牛乳パック型のカスタードプリン(1キロ248円、税別)、冷凍ブロッコリー(500グラム168円、同)など、格安商品を選んでは買い物かごに入れていた。

 一番乗りで来店した市内の女性(65)は「札幌の店舗には何度か行っており、『業スー』ファン。欲しいものがたくさんあった。何度も来て購入したい」と笑顔だった。

 神戸物産などによると、9、10月は決算セールとして特売品を数量限定で用意。「業務スーパーの魅力を感じていただければ」(経営企画部)としている。(佐藤いづみ)

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