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ホクホクがたまらない 忠類のユリ根収穫本番

特産のユリ根の選果作業に追われる忠類の農場(24日午前11時半ごろ、金野和彦撮影)

 【幕別】忠類地域の特産ユリ根の収穫が本格化している。各農家では、ふっくら育った真っ白なユリ根が次々と出荷されている。

 忠類ゆり根耕作組合では14戸が5・8ヘクタールで栽培。組合長の大坂崇士さん(39)の農場(忠類新生)では1ヘクタールで作付けし、1日から収穫を開始した。父研二さん(69)、妻亜里美さん(39)ら5人が早朝から収穫、洗浄・選別、箱詰め作業を手際よく行っている。

 「今年は比較的大きく、締まった物が取れている」と大坂さん。忠類のユリ根は関東、関西で流通する高級食材で、新型コロナウイルスの影響から「荷動きが例年より鈍い」とも話していた。

 昨年のJA忠類の出荷実績は82トン。収穫作業は11月、出荷作業は12月上旬まで続く。(澤村真理子)

関連写真

  • ユリ根の出荷に向けて選果作業に追われる大坂さん宅の選果場(24日午前11時半ごろ、金野和彦撮影)

    ユリ根の出荷に向けて選果作業に追われる大坂さん宅の選果場(24日午前11時半ごろ、金野和彦撮影)

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