十勝信組の西支店が完成 23日にオープン
十勝信用組合(高橋克弘理事長)が、帯広市西18南2で移転新築を進めてきた西支店が完成した。支店新築は2014年の啓北支店以来6年ぶり。新店での営業は23日から始める。
同住所の現支店はダイイチ柏林台店(現在はビッグバン)と併設する形で1980年にオープン。老朽化が進み、3月から新築工事を進めてきた。
現店舗から100メートル西側の敷地(約780平方メートル)に整備。平屋建てで、面積は281平方メートル。カバーウオーク(屋根付き舗道)のほか、停電時に簡易な充電が可能なハイブリッド式非常用小型発電機などを配備した。駐車場は8台。事業費は約2億4000万円。
10日午前10時から現地で竣工(しゅんこう)式が開かれ、設計を担当した岡田設計(札幌市)の三宅貴之常務・帯広事務所長、施工担当の萩原建設工業の萩原一利社長ら12人が参加、玉串奉てんなどの神事を執り行った。
高橋理事長は「満足いく仕上がりとなった。お客さまに優しい店舗づくり-をコンセプトにバリアフリーとし、トイレも広く設計した。中小事業者と歩む新たな拠点にしていきたい」と話していた。
現店舗での営業は18日まで。新店は23日午前9時に開店する。開店記念で粗品などを配布する。(佐藤いづみ)