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宇宙交流センター「SORA」オープン 大樹

町内で打ち上げられた小型ロケット実機について、来場者に説明する沼田さん(左)

 【大樹】町は5日、町多目的航空公園内の「町宇宙交流センターSORA(そら)」の今季営業を開始した。今年度からガイドが配置され、来場者は航空宇宙関連の展示物についての説明に耳を傾けていた。今季は11月1日までの土・日曜、祝日のみの開館。入場無料。

 今年度は新型コロナウイルスの影響で開館を見合わせていたが、営業日を限定し、コロナ対策を行った上で初日を迎えた。

 ガイド担当は、ともに町内在住の元航空宇宙技術研究所(NAL)職員の横山晋太郎さん(72)と元町職員の沼田宏則さん(73)。常駐は1人だが、5、6の両日は2人で対応し、町内で打ち上げられた小型ロケットの実機や航空宇宙実験に関するパネルや映像などについて説明した。

 5日の午前中は2時間で4組9人が来場。家族3人で一番乗りした芽室町の田中真美さん(40)は「ガイドの方に詳しく説明してもらえてよかった。娘(楓ちゃん・4歳)は宇宙飛行士の服が着られて楽しかったみたい」と笑顔を見せた。

 横山さんは「大樹の航空宇宙事業をより身近に感じてもらえれば。特に子どもたちに見てほしい」、沼田さんは「宇宙のまちの歴史を紹介し、大樹のファンを増やしたい」とそれぞれ話していた。

 営業時間は午前10時~午後4時。問い合わせは町航空宇宙推進室(01558・6・2113)へ。(松村智裕)

関連写真

  • SORAに展示されている小型ロケットの実機

    SORAに展示されている小型ロケットの実機

  • 町内で打ち上げられた小型ロケット実機について、来場者に説明するガイドの沼田さん(左)

    町内で打ち上げられた小型ロケット実機について、来場者に説明するガイドの沼田さん(左)

  • 航空宇宙に関する展示物について説明するガイドの横山さん(左)

    航空宇宙に関する展示物について説明するガイドの横山さん(左)

  • 航空宇宙に関する展示物について説明するガイドの沼田さん(右)

    航空宇宙に関する展示物について説明するガイドの沼田さん(右)

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