太さ、収量は平年並み ゴボウ収穫が最盛期
【芽室】ゴボウの収穫量が全道一の芽室町で、秋の収穫作業がピークを迎えている。
今年、芽室町内ではゴボウを約100ヘクタールで作付けし、約2500トンを収穫する予定。4月中旬すぎに種まきをしたゴボウは8月末から収穫が始まり、11月上旬まで続く。9割ほどを秋に掘り、残りは翌春に収穫する。
芽室町ごぼう生産組合(60戸)の組合長を務める鳥本和宏さん(48)は、町上伏古の畑で家族ら4人で作業。収穫機をゆっくりと動かし、土の中から次々とゴボウを掘り出した。
鳥本さんは「今年は干ばつの影響か全体的にゴボウの長さが短めだが、太さや収量は平年通りになりそう」と話していた。
町内で収穫されたゴボウは、関西方面の市場を中心に出荷される。(中島佑斗)