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干ばつ影響、数は少なめ ジャガイモ収穫本格化

収穫されたジャガイモの仕分け作業(24日午前11時40分ごろ、帯広市以平町の道下広長農場で。小山田竜士撮影)

 十勝管内でジャガイモの収穫が本格的に始まった。今年は干ばつが影響し、イモの数が少ない傾向。生産者はハーベスターを使って次々とイモを掘り出し、選別作業を進めている。

 帯広市以平町の道下広長農場では、メークインを5ヘクタールで作付け。一部はお盆前に収穫して早出ししており、24日から再度収穫をスタートさせた。メークインのほか、トヨシロなど加工用品種も栽培している。同農場の道下洋太さん(36)は「形は悪くないが、干ばつの影響で数が少ない。暑さに注意しながら、安全に作業を進めたい」と話す。

 イモ数が少ないのは5月の干ばつ後、降り続いた雨の影響が大きく、十勝総合振興局農務課は「(6月下旬の)降雨で地上の成長が一気に進み、地下のエネルギー供給が少なかった」とする。

 今年は全国的に長引く雨や日照不足で野菜の育ちが悪く、道産の引き合いは強いが、JAによっては「総収量は平年を下回りそう」との声もある。管内の収穫作業は9月上旬ごろにピークを迎える。(中島佑斗)

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