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新得地鶏道内店でも コロナで低迷応援 塚田農場

新得地鶏を使ったメニューを提供している塚田農場帯広店

 エー・ピーカンパニー(東京)が運営する「宮崎県日南市 塚田農場帯広店」(帯広市西2南11)は、新得地鶏を使ったメニューの提供を行っている。新型コロナウイルスの影響で消費が低迷する新得産地鶏の応援が目的。今月から札幌の2店でも提供を開始した。

 塚田農場は、みやざき地頭鶏(=じとっこ、宮崎県日南市)、黒さつま鶏(鹿児島県霧島市)、新得地鶏(新得町)を扱う3業態を全国で展開。現地に自社養鶏場を構え、流通コストを抑えることで、希少性の高い地鶏を手頃な価格帯で提供している。

 新得地鶏を提供する店舗(北海道シントク町 塚田農場)は首都圏で営業。道内店舗は主にみやざき地頭鶏を提供していた。

 帯広店で提供しているのは「北海道産シントク地鶏涙焼」(120グラム=880円、180グラム=1280円、240グラム=1680円)。炭火で焼いた地鶏に、道産の山ワサビをトッピングしている。6月下旬から、看板メニュー「みやざき地鶏炭火焼き」と2種セット(1760円)でも提供、地鶏の食べ比べを提案している。

 同社は自社養鶏場の「新得ファーム」(新得町屈足)で地鶏を育て、地元の組合に出荷。帯広店では、組合から鶏肉を仕入れている。新型コロナウイルスの感染拡大で外食需要が落ち込む中、異業態にまたがって消費拡大につなげようと、道内店舗でも提供することにした。

 青沼竜太店長は「道内観光客や地元客の来店が徐々に戻ってきている。歯切れがよく、さっぱりとした新得地鶏の特徴を伝えていきたい」と話している。(沖田唯可)

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