ミス日本酒、松井さんら来社
「Miss SAKE(ミス日本酒)」グランプリに輝いた松井詩(しほり)さん(帯広畜産大共同獣医学課程6年)らが6日、十勝毎日新聞社を表敬訪問した。
一般社団法人ミス日本酒(本部東京)の愛葉宣明代表理事と、上川大雪酒造の塚原敏夫社長、十勝緑丘(りょっきゅう)の森井大輔常務が同行した。
ミス日本酒は日本酒の魅力を世界に発信するアンバサダー。今年は総数2000人の応募があり、7月に決まった。北海道代表のグランプリ獲得は初。
OCTVでリポーター歴もある松井さんは「最終選考で堂々と自己PRすることに生かせた」と笑顔。さらに「コロナ禍で海外訪問が難しい中、ミス日本酒のユーチューブチャンネルを開設。若い方など新たなファン獲得に向け取り組んでいきたい」とも話した。
愛葉代表理事は、松井さんについて「海外生活が長いなど豊かな国際経験を基に、世界に日本酒の良さを効果的にアピールしてもらえる」と期待。塚原社長は十勝緑丘を立ち上げ、松井さんも通う帯畜大に酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」を整備。2社の社長を務める塚原氏は「日本酒は全国的には消費が落ちている。自分たちも頑張ることで、十勝から元気を発信したい」と話していた。(佐藤いづみ)