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大樹小4年生が地引き網体験

地引き網を引っ張る児童

 【大樹】大樹小学校(渋谷浩校長、児童275人)の4年生48人は7日、町浜大樹の海岸で地引き網漁を体験した。

 地元について学ぶ「大樹学」の一環。大樹漁協(神山久典組合長)が協力し、4年生を対象に毎年実施している。

 漁協青年部(杉森康晃部長)が漁船を出して地引き網を準備。児童は2組に分かれて浜辺に並び、網につながったロープを息を合わせて引っ張った。引き揚げた網の中に魚の姿が見えると「わーっ」「すごい」と歓声が上がった。

 杉森部長がキュウリやウグイ、チカ、カレイ、アブラザメなどの魚種を説明。水揚げした魚は、児童がビニール袋に入れてそれぞれ持ち帰った。

 その後は氷点下35度の冷凍庫の中に入るなど漁協の施設を見学した。氏家諒真君(10)は「力いっぱい網を引っ張ったので手が疲れた。たくさん魚が取れて楽しかった」と話していた。
(松村智裕)

関連写真

  • 水揚げされたアブラザメを持つ児童

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  • 地引き網を引っ張る大樹小4年生

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