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小笠原牧場が豆の町前面の和牛新ブランド 本別

黒毛和牛の新ブランドを立ち上げた小笠原代表

 【本別】町仙美里の小笠原牧場(小笠原徹代表)は、豆の町本別をアピールする新ブランド牛「ほんべつ和牛 BeansBeef(びーんずびーふ)」の販売を7月から始めた。

 町内の菓子店や食品加工施設などから小豆や花豆、トラ豆の皮など、豆類を使った食品製造時の副産物を提供してもらい、同牧場で乾燥後、飼料に混ぜて与え肥育した牛をブランド牛として提供する。

 同牧場は黒毛和牛の肥育と繁殖を手掛け、町内で生産した牧草や小麦などを飼料として与えるブランド牛「ほんべつ和牛」を生産している。「BeansBeef」はさらに地元の資源を活用し、本別ならではの肉牛の生産を目指した。7月からは町内の道の駅ステラ★ほんべつで扱う。小笠原代表は「本別の豆を食べて育ったお肉を味わってほしい」と話す。

 本別町で毎年夏に開催する「ほんべつ肉まつり」に出品する予定だったが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためイベントが中止に。小笠原代表は、8月からは道内のまつり関連のオンラインショップ「どこフェス」での販売も予定している。(折原徹也)

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