コロナ収束願って全国一斉花火 十勝からも沖商店参加
新型コロナウイルスの影響で各地の花火大会が中止となる中、一刻も早い収束を願い、全国一斉に花火を打ち上げるプロジェクトが進められている。十勝からは沖商店(帯広、沖慶一郎代表)が参加する。打ち上げは全国の緊急事態宣言の解除後を予定している。
日本煙火協会(東京)の若手有志らが計画。全国の会員企業に呼び掛け、20日時点で131業者が参加を表明している。感染拡大を防ぐため打ち上げ場所は非公表とし、集客はせず、ツイッターやフェイスブックなどのSNSやホームページ(https://www.cheeruphanabi.com/)で動画を公開する。
十勝からは沖商店が打ち上げに協力し、管内で約2分間、50発ほどの花火を予定している。沖社長は「花火はもともと慰霊や平和、疫病の退散などを願うもの。これまで通り思いを込めて打ち上げたい」と話している。(沖田唯可)