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上士幌町が独自に全世帯にマスクを配布へ

 【上士幌】上士幌町は、新型コロナウイルス感染防止のため、1世帯当たり10枚の使い捨てマスクを町内の全約2600世帯に配布する。市販のマスク不足が続き国からの支給も遅れており、竹中貢町長は「感染していても症状がない場合もあり、今はマスクをすることが感染防止の第一歩」と話している。

 同町の世帯数は3月末現在で2569世帯。各世帯には5月下旬に郵送する予定。竹中町長は配布について「購入したくともマスクがなく、不安に思っている町民は多い。少しでも不安解消になれば」とする。

 また、竹中町長は地域経済への対策について「感染拡大はまだ続くだろう。町内の事業者が廃業することがあってはならない。運転資金融資の保証料や利子の全額補給を行うが、さらに適時、状況に合わせ町として支援策を実施していきたい」とした。

 町内で感染者が確認された場合の対応として、「PCR検査の結果が出るまで2日かかる。その間、感染した人や家族をケアし、感染が広がらないようにするため一時的に入ってもらう自宅とは別の場所を確保することを検討している」とした。併せて「感染した人が差別されたり、理不尽な扱いを受けたりしないよう町民に啓発していくことも重要」と話した。(平田幸嗣)

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