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帯広北高演劇部 スカイプで外部講師から脚本指導

スカイプを通じて行われたセミナー。チャット上で書いた脚本が表示され、弦巻さん(右下)からアドバイスを受けた

 帯広北高校演劇部(賀来海穏部長、部員3人)は、演出家弦巻啓太さん(札幌)から脚本執筆のこつを学ぶセミナーをインターネット通話で受けた。新型コロナウイルスの影響でワークショップが開けなかったため。部員たちは積極的に質問しながらノウハウを教わった。

 道文化財団のアドバイザー派遣事業。弦巻さんが来校予定だったが、新型コロナウイルスの影響で部活が中止に。インターネット上で電話やチャットができる「Skype(スカイプ)」を通じてできないかと同校と弦巻さんが話し合い、テーマを「脚本の書き方」に変えて行われた。

 セミナーは7、8、15の3日間で、部員たちはそれぞれの自宅から参加。アニメ「ドラえもん」の新しい道具やそこからのあらすじを考えて脚本を書いたり、ゴーギャンの絵から発想した2人劇をスカイプ上で発表し、アドバイスを受けた。

 同校は25日から部活が再開されたが、同部は遠方からの通学生もいることから、顧問の加藤真紀子教諭は「こうした状況でも工夫次第で深い学びができた。映像を通じてでは限界もあるが、脚本の読み合わせなどはできることも分かった」と手応えを感じていた。(松田亜弓)

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