雪不足の中、元気にスケート 池田
雪不足の中で造成されたリンクでスケートを楽しむ児童
【池田】雪不足で難しいコンディションが続く中、利別小学校（猪股宏亮校長）のグラウンドにスケートリンクがお目見えし、児童らが元気にスケートを楽しんでいる。
少雪の影響を受け、完成したリンク周辺はグラウンドの芝生や土が見えている。同校ではリンク造成を町内の業者に委託。昨年１２月１０日ごろにトラック５台分の雪を搬入するなど約２週間かけてリンクを造成。同月２７日に完成したリンクが引き渡された。
年末に降った雨でリンク維持が危ぶまれたが、同校ＰＴＡ会員らが交代で何度も散水作業を行ったことで持ち直し、現在もリンクは滑ることができる。同校関係者は「リンクが完成してから毎日、利別小や池田小からも児童がスケートをしに来ている。造ってくれた皆さんに感謝している」と話していた。
８日は、利別小５年で利別スケート少年団に所属する鈴木良大郎君（１１）と、土田結翔君（１１）が練習に訪れた。鈴木君は「大会があるので練習に来た。近くてすぐ滑れるので助かる」と笑顔を見せ、土田君は「スケートは楽しい。今年は、滑っていると芝生が見えて景色が面白い」と話していた。（水上由美通信員）
