メムロスキー場今季オープン 芽室
【芽室】メムロスキー場(町中美生)が25日午前9時、今季の営業を始めた。オープンと同時に続々とスキーヤーが訪れ、真っ白なゲレンデにシュプールを描いた。
11月下旬から気温が下がらず雨も降ったため、人工降雪機の稼働が遅れて昨年より5日遅れの開業となった。当面はゲレンデ中央のAコース(約800メートル)のみで、午前9時から午後3時までの営業となる。
25日は午前9時の気温が氷点下8度と冷え込み、風もなく絶好のコンディション。スキー場は平日にもかかわらずにぎわい、多くの来場者が久々の雪の感触を楽しんだ。帯広市から訪れ、スノーボードで滑った相馬和彦さん(31)=自営業=は「雪は少ないが冷え込み、気持ち良いターンができる」と笑顔だった。
他の4コースも順次オープンする予定。ナイター営業(午後9時まで)の年内開始も目指す。なお、ナイター開始までは1日リフト券が大人1500円(通常3100円)、子ども1000円(同1880円)とお得になる。西槙明泰管理課長は「良い状態のゲレンデを持続したい」と話していた。
(小寺泰介)