大谷高女子サッカー部、台湾へ 来年2月に親善試合や交流会
日台青少年スポーツ交流第2弾
十勝日台親善協会(曽我彰夫会長)は、台湾新竹県との間で行っている青少年スポーツ交流事業の第2弾として、来年2月に帯広大谷高校女子サッカー部の生徒16人を同県に派遣する。派遣する生徒を対象にした事前研修会が18日、帯広市内の経済センタービルで開かれた。一行は現地で親善試合などを通して、交流を深める。
交流事業は、帯広市・幸福駅と新竹県・合興(ごうこう)駅の姉妹駅協定の締結(2016年)を契機に企画。道の地域づくり総合交付金事業(3カ年)を活用している。
第1弾は今年3月に実施し、卓球に取り組む管内中学生16人を派遣。21年には台湾でも盛んなバスケットボールをテーマに派遣することが決まっている。
帯広大谷高女子サッカー部は2月8~12日に現地を訪れ、台湾で2位の成績を挙げた新竹県立博愛国民中学との親善試合や交流会に臨む。
18日の研修会では、派遣行程や台湾の歴史などについて説明を受けた。
曽我会長は「試合ではなく、スポーツを通じたコミュニケーションと思って楽しんでほしい」と激励。キャプテンの伊藤彩乃さん(17)は「台湾のレベルの高い選手と対戦できるのが楽しみ。交流を深めて友人をつくりたい」と話していた。(沖田唯可)