ネッツトヨタ帯広の整備作業員 サービス技術コンクール全国大会へ
全国のトヨタ販売店が腕を競う「サービス技術コンクール」の北海道大会で、ネッツトヨタ帯広(帯広)の三宅健心さん(29)と佐藤大地さん(22)のペアが4~6位相当の優秀賞を受賞し、全国大会への出場を決めた。2人は来春の全国大会に向け意気込んでいる。
トヨタ、トヨペット、トヨタカローラ、ネッツトヨタの4系列の販売店は来春に全車種を共通で販売する。これまで系列ごとに同様のコンクールを実施してきたが、販売店が合同で行うのは今回が初めて。
道大会は11月17日に学科試験、同19日に実技試験が行われた。各販売店から選抜された27チームが出場。1チーム2人の整備作業員が腕を競った。全国大会へ出場できるのは上位6チーム。試験では、車の不具合の原因を特定し、修理する知識や技術を競った。
三宅さんと佐藤さんは8月中旬ごろにチームを組み、約3カ月間、大会に向けて準備してきた。
社歴9年の三宅さんは「コンクールの内容は日々の業務でも生かせる部分があり学びが多い」とし、佐藤さんは「全国大会でも整備作業前に2人で手順をよく話し合い、いいパフォーマンスができれば」と話している。
全国大会は来年4月に開かれる。(本田龍之介)