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竹田歯科のオリジナル通信が好評 音更

手作りの通信を手に笑顔を見せる(右から)平野さん、岡部さん

 【音更】町内の医療法人誠心会竹田歯科クリニック(木野東通3、竹田智郎院長)が発行する、歯科助手手作りの通信がひそかに人気を集めている。歯にまつわる旬な話題や知ってほしい情報を、優しいタッチでカラフルに分かりやすく紹介。持ち帰る患者も多く好評だ。

 作成者は、患者の満足度を上げる同院独自のプロジェクトメンバーに所属する、平野由美さん(33)と岡部実和さん(38)。院内に歯の専門雑誌を何冊か置いているものの、なかなか手に取ってもらえずにいたことから、「役に立つ情報をもっと読みやすくして患者さんに届けよう」(平野さん)と思い立ち、同院の名称をもじって「たけのこ通信」と命名した手作りの通信を、昨年9月ごろに発行した。

 第1号では、子どもの転倒による歯のけがの問い合わせが多かったため、けがをした際の留意点や早期の受診を勧める情報について紹介。第2号は歯を失う原因となる歯周病を解説し、第3号から岡部さんが文章担当として作成に加わり、片面印刷から両面印刷にして情報量も増やした。

 平野さんによる愛らしい動物のイラストを散りばめた見た目が親しみやすく、次第に患者の間で認知され、持ち帰る動きも。企業主導型保育園「きたのこぐま」(木野西通9)と提携を結んでいる関係から、同園でも通信を掲示、置いたところ、園児の保護者が興味深く見入るなど話題になっているという。

 ほぼ3カ月間隔の発行で、虫歯予防など子どもの歯のケアをテーマにした第5号を来年初めにも発行する予定。平野さんは「看護師の患者さんが通信を拡大コピーし、歯の健康を支えるツールとして活用してくれたりもしている。皆さんの役に立つ情報を今後も発信していきたい」としている。

 同院のホームページでバックナンバーを閲覧できる。問い合わせは同院(0155・30・2030)へ。(小縣大輝)

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