新パッケージで「総選挙」 芽室・お菓子のまさおか
【芽室】町内の老舗菓子店「お菓子のまさおか」(東1ノ2、正岡崇社長)は12月6日から「ピリカコタン総選挙」と銘打ち、販売55周年を迎えた代表的な菓子「ピリカコタン」の新パッケージを4案の中から投票で決める。
まさおかは1917(大正6)年、正岡社長の曽祖父林造さんが餅店「正岡商店」として現在地で開業した。ピリカコタンはアイヌ語で「美しいむら」を意味し、68(昭和43)年に開かれた第17回全国菓子大博覧会で名誉大賞に輝いた。
ラムレーズン入りのバタークリームをソフトクッキーでサンドし、「少し大人の味わい」なのが特徴。販売55周年を記念し、レーズンを増量し、菓子のサイズも大きくする。
4種類の味から好きな中華まんじゅうを投票で決める「中華まんじゅう総選挙」が好評だったことから、第2弾を企画した。先着300人の投票者には「中華まんじゅうカスタード味」を1本プレゼントする。正岡社長は「あなたの1票でパッケージデザインが変わる。ぜひ投票に参加して」と呼び掛けている。
投票用紙は、12月6日に町内外で配布するチラシに付いている。チラシがなくても店頭での投票が可能。期日は同15日まで。総選挙の結果は、同16日に店頭とフェイスブック、ホームページで公表する。
問い合わせはお菓子のまさおか(0155・62・2118)へ。
(及川雅敦通信員)